栄養価が高く、海のミルクとも言われる貝、牡蠣。

　グラタンやフライなどのレシピもいいですが、蒸しただけのシンプルな貝も好きです。

 

　牡蠣は日本全国で養殖されているため、年中食べられる印象がありますが、旬は夏以外のようです。

　産卵した貝が大きくなる冬には、日本全国で消費されますね。

 

　貝毒やノロウイルスなどが少し心配ですが、実際どのようなリスクがあるんでしょうか？

　牡蠣の栄養や注意点と共に、お伝えしていきたいと思います。

 

 

　家に届いた牡蠣を、母が蒸して、父が剥いてくれて食べていたのを思い出します。

　どーも、akiraです。

　貝と身を結ぶ貝柱を雑に食べていた時に、「そこが一番おいしいんだぞ！」と言われますが、普通に身が一番おいしく感じます。(笑)

　そんなことはさておき、本題に入っていきましょう！

 

　牡蠣の栄養について

 

　亜鉛が豊富なことと、タウリンが含まれているのが他の食品と比べると突出しています！

　牡蠣には、ミネラルやタンパク質もふんだんに含まれていますので、亜鉛とタウリンだけというわけではありませんし！

 

　亜鉛

 

　体内の細胞を生合成するのに必要不可欠な亜鉛。

　新しい細胞を作る新陳代謝に関わるので、綺麗なお肌には大切な成分ですね。

　元気の源、とも言われることがありますね。

　これが豊富に含まれています。

 

　しかし、これを大量に取りすぎると、ほかの金属イオンである銅や鉄の摂取を阻害してしまいます。

　おおおそ、牡蠣1個の可食部の重さが15g前後。大きいモノならもっといくかもしれません。

　牡蠣の可食部100gに含まれる亜鉛の量は、13mgほどです。

　人の1日当たりの亜鉛の摂取量の目安は、７mg。

　ですから、牡蠣をいっぺんに10個も食べると、亜鉛の取りすぎになる可能性があります。

　1日だけ牡蠣をたくさん食べたからと言って、体調に変化が起きないでしょうが、毎日となると、問題がある様です。

 

 

　タウリン

 

　日常で食べられるものの中で、豊富にタウリンを含んでいる食品の一つです。

　ほかにも、イカやタコにも多く含まれています。

　また、タウリンは水溶性の成分ですので、お鍋などする際には、積極的に汁を飲んじゃいましょう＾＾

　そして、タウリンを取りすぎての障害は、あまり報告されていませんので、牡蠣を食べすぎ→タウリン取りすぎてやばい。みたいなことにはならなさそうです。

　脳や臓器、筋肉にも含まれ、身体のいろんなところで活躍します。

　特に肝臓で働き、肝機能を高めてくれるので、お酒をよく飲む人は、意識して取るようにするといいかもしれません。

 

　タウリンについて深く知りたい方は、タウリン-宮島食品 をご覧になってみてください。

 

　食べ過ぎでノロウイルスや貝毒は？

 

　牡蠣と言えば、ノロウイルスを少なからず連想してしまうのは、私だけでしょうか？

　ノロウイルスは、85℃1分以上の加熱で死滅します！

　知っている方も多いかもしれませんね。

　しかし、牡蠣全体を加熱する必要がありますし、牡蠣自体の温度が低い場合もあるので、十分な加熱を意識しましょう。

 

　貝毒は、天然の海で育った牡蠣が、海中の有毒プランクトンを、体内に蓄積することで起きます。

　そしてこれは、ノロウイルスと違い、加熱しても毒素が消えることはありませんし、食味も変わることはありません。

　ですから、いくら加熱して美味しい牡蠣を食べても、貝毒にあたってしまうことは0%ではないんです。

　多くの場合は、牡蠣一つに含まれる貝毒の量はホントに微量ですので、あたることは少ないと思います。

　食べ放題などで、大量に食べた場合には、確率が上がると思っておきましょう(^_^;)

 

　まとめ

 

　牡蠣は、亜鉛とタウリンが含まれているので、元気も精も出る海産物ですので、海のミルクと呼ばれるのも納得ですね！

　養殖の牡蠣だからと言って、必ずしも100%安全ではないと思いますし、天然のほうが美味しそうなイメージがありませんか？

　明らかに天然の方がノロウイルスが多く蓄積されている可能性は高いと思いますが(^_^;)

 

　ここまでお読みくださいまして、ありがとうございました。