47歳の人妻・23歳年下の殺人犯と不倫・脱獄した意外な理由
子供の頃は優等生、オールAで門限も破る事がなかった47歳の人妻が23歳年下の囚人と不倫・脱獄した理由は何だったのか。
米カンザスシティに住むトビー・ドアさんは、’21年現在、還暦を超えている。彼女は15年前、23歳年下の囚人と駆け落ち同然で脱獄し、一家離散の原因を作った経緯を語った。
置かれた場所で得たアメリカンドリーム
トビーさんは’60年代前半に中級階級のカトリック教徒の家庭に7人兄弟の長女として生まれた。
トビーさんが自他共に認める完璧主義になったのには理由がある。彼女が5歳の時父親が裏庭で木を燃やしていた時、
炎が燃え移り片耳、片腕の機能が殆ど奪われる事故に遭った。
父はそれでも鉄工所に出稼ぎに行ったが一家を支える役目を担ったのは長女のドビーさん。置かれ場所で咲きなさいという言葉があるが、ドビーさんはまさしくそのとおりに生きてきた。
不平を口にする事もなく、酔っぱらった事も薬物を手にする事もなかった。自分の置かれた状況に疑問を抱かずただだ受け止めるようにしていた。
学校の成績はオールA、結婚後も彼女の勤勉さは近所の人々の鏡だった。
20で結婚し3人の子供を育て、息子たちの試合を必ず観に行きながら、公益事業会社で働き夜学で勉強し、会計学と経営学を専攻、首席で卒業した。
子供たちが小学校中学年になった頃、彼女は通信会社のスプリントに転職。
システム開発のプロジェクトマネージャーに抜擢され休む間もなく働き息子たちが結婚するまで働き続けた。
ここまで書くと彼女の人生はアメリカンドリーム逆転人生そのものだろう。
だがこれからが『彼女の第二の人生』のはじまりだった。
望んだ第二の人生の成功を恨む夫
トビーさんは通信会社を退職後動物病院で働き始めた時に、甲状腺ガンが見つかった。
当時47歳だった彼女は、これから先に残された時間の事を考える様になった彼女の人生の岐路となったのは アニマルプラネットのリアリティショー『Cell Dogs(セル・ドッグズ)』。
毎回、違う刑務所の犬の里親プラグラムに焦点をあて囚人たちが保護犬を訓練し新しい家族に送る様子を映している様子にドビーは興味を惹かれた。
まずドビーは犬の里親プログラムを始める為HPを立ち上げた。
すると1週間しないうちにカンザス州のレブンワース郡にある州立刑務所ランシング矯正施設の担当者から、里親プログラムをうちで始めることに興味はあるかどうかと連絡が来たのだった。
まさに『Cell Dogs』の世界、ドビーは2つ返事で引き受けた。
刑務所でのプレゼンの後ドビーは、Safe Harbor Prison Dogs program(セーフ・ハーバー・プリズン・ドッグ・プログラム)を立ち上げる。
素行が良い囚人が自分の監房で犬を飼うのを認められるものだった。
ドビーは朝5時に起き夜の10時まで仕事に従事、時には長い時間囚人たちと過ごす事もあった。
刑務所の中に犬がいることで刑務所内の雰囲気が和らぎ、18カ月で1000匹の犬を里親に出す実績を作った事で、刑務所は、寄付金だけでなく犬の治療に必要や医療費、ドックフードも寄付されるようになった。
だが彼女の成功を幼馴染の夫は全く祝福してくれなかった、そうドビーさんがキャリアと家庭を料理させていた頃からずっと。
そんなときに出逢ったのがマナードさんだった。
マナードさんとの出逢い
『マナードに出逢うまで私は自分の人生で道を踏み外すことはないと思っていたの』トビーさんはそう語る。マナードさんは、担当する犬を引き取るために集まった囚人の1人で殺人の冤罪を10年以上着せられ刑務所で服役していた。
ほとんどの囚人は、どの犬を貰っても満足していたがマナードさんは違っていたのをドビーさんは覚えていた。
マナードさんは犬を撫でては、1、2秒考えこみ最終的にピットブルの雑種を選んだ。普通はなるべくなつきやすい犬や見かけの可愛い犬を選ぶがピットブルという選択肢に面白さを感じた。
他の囚人たちは。幾分かためらいをもってドビーさんに近づいてきたが、マナードさんは違った。細見で長身のマナードさんは全身にタトゥーを入れていた上、堂々としドビーさんにこういった。
『僕は多分、あなたが今まで会ったなかで1番のドッグトレーナーだ』
ドビーさん47歳、マナードさん25歳の時のことだった。
ある日トビーさんは育てた犬を友人が引き取りに来ないと刑務所の囚人から暴力を振るわれそうになった。
周りの囚人が誰も助けようとしない中彼女を庇ったのがマナードさんだった。
看守事務所の助けもあり、それ以来マナードさんは彼女の護衛となりマナードさんとトビーさんは共に過ごすようになった。
どうしてそんな旦那さんと結婚したの?
トビーさんが刑務所に勤務して1年後、トビーさんの父親がステージ4の膀胱がんとなった。
彼女は集中治療室から刑務所に来て疲弊している事をマナードさんに伝えるとマナードさんは目を丸くした。
『旦那さんは?(車でここまで送ってくれない)旦那さんと何故結婚したの?』
トビーさんは、そんな事を30年近くの間疑問にも思わなかった。
トビーさんの夫はゴルフをする為に居なくなった。
結婚して数か月後、自分も一緒にゴルフが出来たらと習い始めたが夫は一緒に行こうともしなかった。 キャリアを重ねる度に夫は不機嫌になっていった。
夫は浮気もしなければアルコールやギャンブル依存症でもない、消防士として働いている。息子たちは父親の事が大好きで外からみればいい父親だ。
だが妻からみれば夫は負けず嫌いで服従は当たり前。
トビーさんの心の中で何かが崩れていくのが判った。
そんな2人は、’06年2月16日、脱獄というありえない方法に出る。
駆け落ちの末に待っていたものとは何だったのか。
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