お誕生日サービスを悪用し1年間タダ食いライフハックをTiktokで公開(該当投稿削除）はした19歳の学生が話題になった。お誕生日は無料クーポン、割引券プレゼントは日本だけでなく、欧米にもあるサービス。どんな方法だったのか。

365日タダ飯ライフハックをTiktokで

Tiktokで『365日タダメシありつけます』ライフハックを流したのが、LA在住の学生ノア・ウィリー(’20年現在19歳）。

彼は’20年8月28日、『365日タダメシにありつける方法教えます』とTiktokにライフハックを公開。全米にあるフランチャイズレストラン、ファーストフード、喫茶店など『お誕生日にタダメシを食べさせてくれる店』を事前に調べ、365日全部違う日で『誕生日登録をしてタダメシにありついたというのだ。

ノア曰く、登録の為の住所氏名電話番号は、そのまま使い、メルアドだけは変えるという手口を使ったという。ノア曰く、アンケートに答えれば懸賞品があたる、商品が貰えるというサービスを使う為に登録した『捨てメール（フリーメール）』がいくつも出てきたので、365日タダメシにありつく為の登録メールには『捨てメール』をいくつか使いまわせばよかったのだそうだ。

しかし365店舗登録するとさすがに『今日、どの店にいけばタダメシにありつけるか』を間違えないかと思うのだが、そこはぬかりない。スプレッドシートに誕生日と、店の名前をデータベース方式で打ち込んであった。

ファーストフードから、日本のあの店まで？個人情報だだもれ？

ノアが、でたらめの誕生日を登録した店は、レストランもあればファーストフード店、アイスクリーム店も様々だ。

バスキン＆ロビンス、ベン＆ジェリーズ、デニーズ、クリスピー・クリームドーナッツもあればメキシカンレストランのモーズサウスウェストグリルもある。

Tiktokの削除された動画の中には、日本の鉄板焼きでお馴染み『紅花』でステーキを平らげる動画もアップされていた。19歳のルックスFラン生がだ。動画の中のノアは、しゃあしゃあと語る『僕だけが悪いんじゃない、僕だけがやってるんじゃないんだから。こういう世の中にした米国そのものを疑えよ』どういう事なのか。

フランチャイズ店の個人情報は日本よりユルユルの米国

ノアがこの悪さを思い付いたのはプー太郎になった時だ。日本でいう所のFランに進学したものの、Fランなので親からの仕送りもなく、学生ローンの組み方も判らずプー太郎状態。もう少しで大学を追い出される状態になり、食いつなぐ方法として思い付いたのが『誕生日は無料』というフランチャイズ店のサービスを見たことだった。

『その店は個人情報登録は名前とメルアドだけでよかった。もしかしたら他の店も同じなんじゃなぁないかって。案の定さ。殆どのフランチャイズ店は、お誕生日プレゼントごときじゃ、登録内容は確認しない。彼らは顧客にモノ、コトを買わせるのが目的なだけ。僕たちがなにものかはどうでもいいんだ。』

現在ノアは、大学に行きながらクリエイターとしてバイトをし、大学ローンを返済し、フードバンクに通って食事を貰っているという。彼はおそらく日本の様に個人情報登録の際には免許書の提示が必要は事は全く知らないのだろう。
『個人情報の登録はもっと厳重にされるべきだ。個人監視はネットで厳重にされているのに、おかしいよ。』

https://www.dailymail.co.uk/femail/article-8732433/Teen-gets-free-birthday-food-day-giving-restaurant-different-date-birth.html