台風6号が温帯低気圧に変わりましたが、関東に近づき大きな被害をもたらす可能性が危惧されています。

　台風6号に気をつけつつ、次にやってくる台風7号への知識も蓄えておきましょう。

　気象庁、米軍、ヨーロッパの情報をそれぞれ比較しながらお伝えしたいと思います！

　台風が自分のいる場所に近づいているときは、河川や外に出ないようにしましょう。ちょっとした気の油断が、大事につながりかねません。では、気象庁の進路予想からお伝えしていきます。

　追記！

　5月14日の最新米軍情報追加しました！

　台風7号の進路予想比較！2015年5月14日分！

　気象庁

※台風7号0512気象庁の画像は引用サイトより削除されたため代用画像を検討中です。

(気象庁より引用)

　現段階の台風7号の中心気圧は985hPaであり、3日後には970hPaになる予定。そのときの最大瞬間風速は50m/sと強力です。いつもの台風と同様に、勢力を伸ばしながら西に進んでいますね。これを見た限りでは、日本との距離感はわかり辛いかもしれませんが、次に紹介する米軍の情報と大きくは変わりません。そちらに、少し日本の四国や九州、沖縄が確認できるので、参考にしてみてください。

　では、米軍の情報を見てみましょう。

　米軍

※台風7号0512米軍の画像は引用サイトより削除されたため代用画像を検討中です。

(JTWCより引用)

　米軍の予想を見ると、気象庁の予報と大きく変わる点はそれほど見当たりませんでした。しかし、勢力だけに注目すると、これからも勢いを強めていきます。先ほど紹介したように、3日後に最大瞬間風速は50m/sになる予定であり、より強くなると考えると、勢力の強さがうかがえると思います。

　気象庁と米軍の情報では、5日後の情報だけなので、日本に影響を及ぼすかどうかまだ判断できません。けれども、西欧の情報は10日後まで予想してくれているので、そちらも頭に入れておきましょう。ではヨーロッパの情報です。

　西欧予想

(ECMWFより引用)

※1日1コマ進み、一番最初のコマが、日本時間で5月12日の午前9時を示しています。

　一番最後のコマが、22日の午前9時です。ヨーロッパの予想通りなら、日本への影響はほとんどなさそう。日本に影響する前に、大きく東にそれ、そこまで北上もしない予想です。10日先まで見るので、先に行けばいくほど、その精度は落ちますが、参考にはなるはずです。

※こちらに表示していた5月17日午前9時予想の画像は、引用サイトより削除されたため代用画像を検討中です。

　先ほど紹介した二つの進路予想の最後と一番近いコマの画像です。5月17日午前9時を示しています。これも、先のものよりもややスピードが速いくらいで、大きな差はありませんでした。予想なので、確定的なことはわかりませんが、西欧の予想は多くの日本人にとって安心できそうな進路予想ですね。

　まとめ

　気象庁と米軍の、進路予想が日本に近づいていないので、まだ皆さん不安かもしれませんが、西欧情報では日本にぶつかることはなさそうでした。しかし、勢力が強まっているのは間違いありません。それも、かなり強力なものなので、台風7号が牙をむいたときの被害は大きくなる可能性が高いです。これからも、何か進展があればお伝えしたいと思います！