科学的に宝くじに当たった人は幸せになれない!?
辛い日々の中で、宝くじを買って妄想することで、疑似的な幸せを味わっているかもしれません。
しかし、いざ宝くじに当選し、億万長者になったとしても、絶対的な幸せが待っているとは限らないようです。
今までアメリカで、宝くじに当選し億万長者になった人は、それなりの代償を支払っています。
ある人は、約250億円当選した後、車を盗まれ、車の中にあった多額の現金も盗まれ、家に強盗が入られと、彼を狙う人が後を絶ちませんでした。
そういった生活の中で、自暴自棄になり、飲酒運転で2度逮捕されています。
その5年後、彼のもとにあった250億円は、ほとんどなくなってしまいました。
これは一例に過ぎませんが、ほかの宝くじの高額当選者には、人生がめちゃくちゃになった人は少なくありません。
人が信じられなくなって自ら命を絶ってしまったり、家族や友人と不仲になり離婚して孤独になってしまったり、使いすぎたお金の税金が払えなくなってしまったり。
どんなことが科学的に証明されているか?
1978年に、宝くじに当たった人と、事故にあって体が麻痺してしまった人が、その後の人生がどうなるかを調べた有名な研究があります。
この全く逆とも言える境遇の人々は、どのような人生を過ごすのでしょうか?
結論から言うと、これら2種類の人々は同様に、約6か月後にはそこまでの人生と同じ精神状態に戻ることがわかりました。
人はどのような環境にも順応します。
そうやって我々は進化してきました。事故で後遺症が残ってしまったとしても、それは起こりうる最悪のことではないはずです。
同様に、多額のお金を一瞬にして得たとしても、それほど素晴らしいことではありません。
どんな感情であっても、それが永遠に続くわけがありません。
必ず終わりが来るのです。
宝くじに当選した人は、本当にいろいろなものを欲しがります。
大豪邸、高級車、贅沢な旅行。なぜならそれが出来るだけのお金を持っているからです。
しかし、一旦お金を使って、そのあと落ち着いてみると、身の回りの物では楽しめなくなるということがわかりました。
これは、幸せを感じるハードルを自分で途方もなく高くしてしまったために起こる現象です。
努力せずに簡単にモノが手に入ってしまいますからね。
宝くじが当たった人は、お気に入りの本を読むことや、おいしいコーヒーをゆっくり飲むことなどの些細なことでしか、幸せを感じられなくなってしまうそうです。
まとめ
幸か不幸か、宝くじに当たると、人生は大きく変わるでしょう。
数百万程度なら、そんなに変わらないかもしれませんが、額が大きいほど、それが与える影響は計り知れないと思います。
いつもの習慣として、買う直前や買ったときに、いろいろと妄想してそれが楽しくて仕方ないなら、続けてもいいかもしれませんね。
しかし、本当に多額のお金が欲しいなら、掴み取りましょう。
宝くじを買って運に任せるわけではなく、自分の力で。
その途中で得られるものは必ずあるでしょうし、そのときには有意義なお金の使い方ができるはずです。
この記事は、Elite Dailyの「Why Winning The Lottery Won’t Make You Happy — It’s Scientifically Proven」を参考にさせていただきました。
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