ガン予防はDNAの複製がカギ?PTENが今後重要になるかも
ガン予防の研究は、いつであっても盛んな研究ですが、その研究の一つで未来が明るくなるものがありました。これによると、DNA複製を守っているPTENに注目することで、これからのがん予防につながる可能性が示唆されました。そのことについてお伝えしていきます。
人類がガンを克服できるようになって、アンチエイジングの研究が進み続けたら、人間はどこまで寿命を延ばすことができるのでしょうか。
無理に長生きする必要はないと思いますが、若くして命を落とすのは絶対に避けるべきです。これからのガン予防のために、以下の研究結果を見ておきましょう。
研究結果
1990年代の研究で、PTENという物質が、腫瘍の形成を予防していることが明らかになりました。PTENがあるおかげで、大幅に腫瘍形成を抑制しています。しかし、そのメカニズムについては、詳しいことは明らかになっていませんでした。
今回の研究結果では、DNAの複製時に、損傷や変異が起こらないように、守っているのがPTENの役目ということがわかってきました。DNAの2重螺旋を解き、それをコピーする過程では、非常にDNAはもろい状態になっています。ここでDNAに変異が起きやすいのですが、PTENがあることによって、安全にDNAの複製ができるんです。
我々人間は、細胞の塊ですから、毎日数えられないくらいの細胞を産んでいます。この細胞は、細胞分裂によって作られます。そして、細胞分裂の過程では、DNAの複製が起きています。
毎日DNA複製は我々の身体で行われており、PTENの働きにより、がんの形成が抑制されています。
将来的には、血中のPTENの濃度を測り、それが低い状態だと、がんができやすい状態と判断できるようになるかもしれませんね。
まとめ
今回の研究は、決定的にガン予防ができるわけではありませんでしたが、ガン予防の新しいアプローチの一つとなったはずです。もちろんですが、DNAの複製を邪魔するものとして、ストレスなどの因子も関わってきます。精神状態にも気を配りながら、食生活も安定させましょう。
とりあえずはそうすることで、ガンだけでなく、他の生活習慣病も予防でき、健康的な生活を送れるはずです。
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