日々お伝えしている台風情報ですが、やはり予想通りの進路を辿ってはいないようです。

　以前よりも、台湾やフィリピンにぶつかるような台風6号の進路予想になってきていました。

　気象庁、米軍、西欧情報に、台風7号の情報を加えて紹介していきます！

　確実に勢力を伸ばしている台風6号。

　3つの情報を比較しながら、最後に台風7号の卵の情報をお伝えしていきますね。

　では、気象庁の予報から。

　追記！

　5月8日の最新米軍情報追加しました！

　台風6号の進路予想比較！2015年5月9日分！

　気象庁

(気象庁より引用)

　前回お伝えしたものよりも、西にそれてフィリピンにぶつかり、台湾に近づく進路予想となっています。

　昨日の段階では、これらにぶつからずに勢力を伸ばし、925hPaまで中心気圧がさがる見込みでした。

　しかし、大陸に上陸することで、勢力が伸びずに10日午前9時の段階では、940hPaになる予想。

　そのあとも上陸しながら北上する場合、勢力が極端に伸びることはなさそうですね。

　もし、フィリピンや台湾にお住まいの方がいらっしゃれば、十分に注意しましょう。

　見ての通り、沖縄には、5月12日~13日にかけて、暴風雨が予想されますので、あらかじめ準備をしておくべきです。

　では、米軍の情報と比較していきます。

　米軍

(JTWCより引用)

　気象庁のものよりも、さらに西にそれた進路予想となっており、台湾に上陸する予測です。

　一度5月11日午前9時の段階で勢力が弱まり、その後また勢力を伸ばしています。

　しかし、上述したように、また大陸に上陸するなら、勢力が落ちる可能性も考えられますね。

　それでも、北上を開始していますので、日本への影響は出てしまいそうです。

　ここからどのように日本に向かってくるのかが、非常に気になるところでしょう。

　西欧予想

(ECMWFより引用)

※1日1コマ進み、一番最初のコマが、日本時間で5月6日の午後9時を示しています。

　10日先までの予測ですので、一番最後のコマが5月16日の午後9時です。

　米軍と比べると、台風6号は東にそれ、気象庁と似た進路予想ですね。

　また、他の二つの情報に比べ、こちらの予想では台風の進むスピードが速い印象です。

　沖縄を11日の夜から、12日全体にかけて通過したのち、日本の下、太平洋側を通っていく予測。

　この場合、本州への影響はそこまで大きくなさそう。

※2015西欧5月12日進路予想の画像は引用サイトより削除されたため代用画像を検討中です。

5月12日21時の台風6号西欧予想

　日本に近づいてからは、太平洋に消えていく予想でしたね。

　ここから、台風7号の卵の情報をお伝えします。

　台風7号の卵

　まだ勢力が発展途上であり、台風にはなっていません。

　さきほどの西欧情報のアニメーション(gif)でも、その存在がわかると思います。

　右下から現れ、そのまま西へ進みながら勢力を大きくしているのがわかるでしょう。

　米軍の台風7号の卵の情報もお伝えすると、以下のような進路予想です。

　どの辺をいつ通るかなどはよくわからないと思いますが、注目していただきたいのは、ただの○から黒塗りの○になっていること。

　勢力が増加していることを示しており、このことから高確率で台風7号になるはずです。

　まとめ

　本州にぶつからない可能性はありますが、高確率で沖縄へは影響が出るでしょう。

　沖縄にぶつかるのは、11日~12日前後と、まだ確定的な情報にはなっていません。

　気象庁と米軍を信じるなら12日の日中から夜中でしょうが、西欧情報だともう少し早いです。

　無責任な意見ですが、いつきても万全の準備で迎えてほしいものです。

　これからも台風7号の情報もお伝えしていきますが、まずは台風6号の行方に注視が必要でしょう。