アメリカで大ヒット、女性コメディアン主演の映画『Trainwreck』に注目
今回は、日本での知名度はまだまだ高いとは言えないですが、現在人気上昇中のアメリカの女性コメディアン、エイミー・シューマーが主演・脚本を手がけている映画『Trainwreck(原題)』を紹介したいと思います。
主人公のエイミーは幼い頃から、父親に「一夫一婦制なんて幻想だ」と頭に叩き込まれてきました。その父親の影響で雑誌編集者のエイミーは、恋愛はせず、男性とは一夜限りしか関係を持たない主義で自由奔放に生きていました。そんな生活もマンネリ化していた頃、スポーツドクターのアーロンの記事を執筆することになり、取材で彼と会ったエイミーはお決まりのパターンで関係を持ってしまいます。すると翌日彼から電話が…。動揺しながらも、それをきっかけにエイミーは自身の恋愛や人生を見つめ直していく…というお話。
映画タイトルの「Trainwreck」は「列車事故」という意味ですが、アメリカでは、「大惨事」や「悲惨な、ひどい状態」のことをいいます。列車事故に向かって突き進んでいく状態を意味しているのでしょうかね。タイトルからも想像できるとおり、ヒロインのエイミーは酒とドラック、愛のないセックスに身を任せる自堕落な生活を送っているわけです。そんなダメ女の生き方がコミカルに描かれている作品ですが、いわゆるアメリカのラブコメディにありがちな(というかほとんどがそうですが)下ネタ全開で少々お下品。でも後半はそこから抜けるべくロマンチック・コメディへと展開していきます。ハリウッド映画によくある、女にだらしなかった男が一人の愛する女性のために更生していく、とういうストーリーの女性版といったところです。
本作品は2015年7月にアメリカで公開されるなり大ヒットを記録し、また主演のエイミー・シューマンは、今や毎年恒例となっているタイム誌の「世界で最も影響力のある人100人」にも選出され、彼女は今ノリに乗っているわけです。また、女優のジェニファー・ローレンスはこの作品を観て感激し、二人で協力し新作映画の脚本を書くことにもなったそうです。
そんな絶好調のエイミー・シューマンが手がけた『トレインレック』。聞くところによると、自分の実体験に基づいているらしいというからとても興味深いです。日本での公開は未定のようですが、とっても気になる作品です。
『Trainwreck』予告編:
参照元: Trainwreck official site, RottenTomatoes
関連記事一覧
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
ゼンデイヤ、J.Loご指名デザイナー石油王のひ孫オーガスト・ゲディって誰?
©gaytimes.co.uk J.Lo、ゼンデイヤ、レイチェル・マクアダムス…若干25歳にしてハリウッドAリストセレブから指名され…
孤児院では殴られてばかり、愛してるって今更言われてもどうでもいい…ルーマニア独裁政権悲劇の遺産
©theatlantic.com 『ようこそ『ルーマニア』へ』 米コロラド州デンバー郊外の邸宅に住むイシドル・ラックル('20年現在…
『がんばれ!田中みのるくん』石塚大介がイケメン杉・東京福岡個展も!
インスタで約14万のフォロワーを持つギャク漫画家の石塚大介さん(28)が、 '20年10月23日~25日『ギャラリーうえまち』( 近鉄なん…
【ビフォーアフター】戦争で生き別れた3兄弟、90年後に再会して写真撮影?
©borepanda.com 先の大戦で生き別れになった3兄弟。ネットという名の文明の力でお互いの生存が判り、90年後に再会し、3人…
この記事へのコメントはありません。