予告編にまんまと騙されてしまった『アポロ18号』
本日はアポロ計画にまつわる陰謀説を背景に、公式には存在しない「アポロ18号」の真実を描いた衝撃のフェイクドキュメンタリーを紹介したいと思います。「アポロ18号」の乗組員たちの活動を極秘に記録した映像フィルムを観せるという「パラノーマル・アクティビティ」で話題となった手法を用いて、彼らが月面で遭遇した恐怖を映し出すサスペンスものです。
あまりにも突然に中止された「アポロ計画」。なぜ人類は月への挑戦を断念したのか。その“本当の理由”とは…「ウォンテッド」のティムール・ベクマンベトフが製作を担当、監督はスペイン出身の若手ゴンサーロ・ロペス=ガイェゴ。2012年公開の作品です。
恥ずかしながら、私、この作品が“フェイク”ドキュメンタリーということに気がついたのが、本作を観賞しはじめて、だいぶたってからのことでした。間違いなく中盤まではすっかり「ドキュメンタリー」と思いこみ、手に汗にぎりドキドキしながら観ていました(笑)。さすがに途中から、これは実話じゃない!と気付きましたが…にしても、少なくとも半ばまでは本当の話だと信じ込んでいたのだから、我ながらアホだなぁ…(汗)と思ってしまいました。
そもそも、本作を観たい!と思ったきっかけはあの予告編なのです。あれに騙されてしまったのですよ。ケネディ大統領の演説から始まり、アポロ18号の月面着陸、そして次々と襲われる恐怖にパニくる乗組員たち。“これはアポロ18号から回収された極秘映像である”“NASAが隠し続けた最後の「アポロ計画」”“人類が40年間月に行かなくなった本当の理由とは?”なんてテロップでさらに興奮。予告編だけでも、妙な臨場感が醸しだされちゃっていて。もう、これは観なくては!でした。が…よく考えてみれば、仮にそれが本当の話ならば、映画になる前に、大ニュースになっていますよね。
しかし不思議なことに、きちんと「フェイクドキュメンタリー」と理解してもなお、もしかしたら本当かも…と心の片隅で思ってしまう自分がいます。これはやはり、「月」という未知なる世界が舞台だからでしょうか。それとも、あの不気味さ満点の映像のせいか。
この作品の製作にあたってはNASAも「観客の混乱を生む」という理由で撮影協力を断ったという話も。確かに混乱しました。混乱しまくりでした。とにかく超リアルでしたから。
個人的には宇宙人の存在を信じている人にご覧いただきたいです☆
そしてこちらが『アポロ18号』予告編です。
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