2014年9月7日、熱帯低気圧が台風14号に変わる見込みが強いです。

　広島県での土砂災害や、台風12号、13号の被害が記憶に新しいですが、今回の台風14号の進路はどのようなものなのでしょうか。

　気象庁の予測、米軍の進路予測や、ヨーロッパの予測などから、おおよその進路を推測してみたいと思います。

　ちなみに、今回の台風14号の名前はフンシェン。

　中国語で、「風神」を意味します。

　…風神が落ち着いて去ってくれることを、切に願っています。

※今回の内容は、9月7日の予報をまとめたものです。

　気象庁の予測

　まずは、気象庁の予測から見てみましょう。

気象庁 HPより引用

　9日の午前9時ごろに、東京の南に位置する予報ですね。

　気象庁によると、9日午前9時ごろの中心気圧は975ヘクトパスカル、最大瞬間風速は45m/sの予報です。

　暴風警戒域に少しだけ日本列島が重なっており、東京都や千葉県で大荒れの天気が予想されそうです。

　台風12号や13号よりは、勢力的にはそこまで強くない見込みですね。

　しかし、最近の天気は、専門屋の予測を上回ることが多いです。

　台風が来ることが事前にわかっています。

　東京にお住まいの方は、非常食を準備したり、万が一を考えて対策や避難場所の確認をしたりしましょう。

　今できる些細なことで、今後の未来が大きく変わるかもしれません。

　台風の被害が出ないのが一番ですが、台風を軽視しすぎないようにするのがベストだと思います。

　米軍の予測

JTWCより引用

　米軍の予報によりますと、8日の夜から9日の午前にかけて、関東付近に台風の影響が出そうですね。

　気象庁よりも、若干台風の中心が北上しているようにみえます。

　米軍の気象予報のほうが、確率が高いなどの話はさておき、太平洋側のみならず、日本全域で注意が必要そうです。

　また、米軍の気象予報では、9月9日の午前9時で、勢力がピークを迎えるらしいです。

　…繰り返しになりますが、関東圏の方は準備を怠らないようにしましょう。

　もちろん、関東圏以外の方も、ニュースなどのチェックを欠かさないように！

　西欧の予測

　気象庁とも、米軍予測とも違う、ヨーロッパの気象予報ではどうなっているかも、少し見てみましょう。

　台風の進路が大きく変わるわけではありませんが、考えるべき材料が多いことに、問題はないはずです。

　こちらはgifアニメでお伝えしてみます。

ECMWFより引用

　4つの画像を組み合わせたシンプルなものですが、ヨーロッパで出た予報はこのようになっております。

　一番最初の画像が、9月7日の午前9時を示しており、その後は1日ペースで進み、9月10日の午前9時の画像で終わっています。

　最後の画像の表示時間が少し短いですが、あとはリピート再生されるはずです。

　米軍の予測よりも、台風の進む速度が若干遅く、8日の午後から9日の午前が関東で影響が出そう。

　具体的な数字を示せないのは申し訳ありませんが、ヨーロッパの気象予報でも、太平洋側を中心に天気の乱れを引き起こす確率が高いですね。

　まとめ

　どの予報でも、日本に台風の中心がぶつかるようなことはありませんでしたが、関東に影響が出る確率は非常に高そうです。

　北上せずに、西に流れて日本列島に影響が出ないのが一番ですけれども、その可能性は低いみたいですね。

　もちろん、台風が急に向きを変えることも、最近ではしばしばあります。

　勢力を増して、北上することも十分に考えられますので、気象予報などに、8日9日はアンテナを張っておきましょう！！

　ここまでお読みくださいまして、ありがとうございました。