日本人ならみんな大好き、楽園ハワイが舞台の映画[ 『ファミリー・ツリー』
私ごとですが(笑)先日、自分の先祖のルーツを探るべくDNA検査をやってみました。アメリカのFamily Tree DNAという会社のキットを購入して唾液を採取して返送。結果はまだ届いていないのですが、ちょっとドキドキします。なぜDNA検査なんか?って理由はさておき(笑)、私はこのFamily Treeという会社を耳にした時、急にある映画を思い出したので紹介したいと思います♪
その映画はというと『ファミリー・ツリー』そのまんまです(笑)
映画『ファミリー・ツリー』は大自然が広がる常夏の楽園ハワイを舞台に、崩壊寸前のある一家の再生をユーモラスに描いたヒューマン・ドラマ。ごく普通の悩める父親をジョージ・クルーニーが演じたことでも話題になった1作です。日本での劇場公開は2012年でした。
あらすじ
弁護士の仕事に追われ忙しい日々を過ごすマット(ジョージ・クルーニー)は、妻と娘とともにハワイで暮らしていた。ところがある日、妻がボートレースで事故に遭い昏睡状態に陥ってしまう。マットは心を入れ替え、妻が目を覚ました時は理想の夫になろうと心に誓ったが、長女(シェイリーン・ウッドリー)から妻が浮気していたことを聞かされ愕然とする。さらに離婚まで考えていたことまで発覚し、ショックと怒りを隠せないマットだったが…
内容としてはかなり重たいので、どんよりムードになってしまうのかと思いきや、コミカルなタッチで表現されている部分も多く、暗い気分にはなりませんでした。しかし、よくよく筋書きを追っていくと、主人公のマットはかなり深刻な問題に直面しています(笑)。まず、冒頭からいきなり奥さんが昏睡状態、反抗的な態度の娘から妻の浮気を告げられ、しかも友人までもその事実を知っていた、おまけに離婚しようとまで思っていた、なんてあまりにもショッキング過ぎませんか!?
登場人物のキャラクターがそれぞれ個性的で、笑えます。ジョージ・クルーニーの普通のオッサン度はなかなか好感が持てます。色男のイメージはすっかり封印といったところですが、それがまた新鮮です。
本作の舞台は日本人の多くが憧れる楽園ハワイですが、どこにいようとも、人間の本質は同じだなぁ、と実感。どんなにパラダイスだろうが、不運もあれば幸運もある。自暴自棄にもなるし、自重自愛もする。人をなじったりもすれば、愛したりもする。自然に囲まれた美しい島「ハワイ」だからと言って、必要以上にその暮らしぶりを美化していないところがいい。美しい景色の中にも生活感はきっちり表現されています。アンバランスなようであって、そうではないのですね、これが。
そして何よりも抜群なのがエンディングです。思わず顔がほころぶ、ほのぼのとしたシーンが疲れた心に効きます。ココだけ観るだけでも価値があるかも!?
もちろん舞台がハワイなだけに、映像や音楽はハワイ好きにはもってこいです。映像だけでも十分楽しめますよ。
参照元:『ファミリー・ツリー』公式サイト,Rotten Tomatoes
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