あなたは信じますか!?『ザ・ライト-エクソシストの真実』
最近の衝撃ニュースといえば、なんと言っても北海道の小学2年生の男の子置き去り事件。無事に発見されて本当によかったです。この事件については腑に落ちない点が多々あり、世の中ではさまざまな意見が飛び交っていて、本当の「解決」にはまだいたっていないのかもしれませんが…しかし、男の子が無事保護されたとの報道を聞いたときは、素直によかったと安心しました。そしてやっぱり神様っているんだなぁ~とつくづく思いました。そしたらなぜだか急にある映画が頭をよぎりました。しかしその映画のテーマは神様ではなくて「悪魔」です。冒頭で述べた事件とはなんら関係ありませんが、せっかくなのでその頭をよぎった映画『ザ・ライト-エクソシストの真実-』を紹介したいと思います。
ところで「悪魔」みなさんは信じますか?悪魔は本当に存在するのでしょうか…私は基本的に神様はいると思っているので(宗教的なことを言っているわけではありません!)…もしかしたら悪魔も実在するのか…そんな思いでこの作品を鑑賞しました。
映画『ザ・ライト-エクソシストの真実-』は実話をもとに、バチカン公認の正式な職業であるエクソシストの全貌が実にリアルに描かれているとっても衝撃的な作品です。
そのあらすじはというと…
アメリカ人神学生のマイケル(コリン・オドナヒュー)は恩師(トビー・ジョーンズ)の勧めでバチカンのエクソシスト養成講座を受ける。ローマに渡ったマイケルは伝説的なエクソシストであるルーカス神父(アンソニー・ホプキンズ)と出会い、16歳の少女の悪魔払いの儀式に立ち合うことに…
そして、そこから物語が展開していきます。
「悪魔」の存在に疑念を抱きながら悪魔払いの儀式にかかわっていく主人公のマイケル。
恐らく、私を含む多くの人も同じ気持ちなのではないでしょうか。がゆえに、どんどん感情移入してしまうのです。
「これホントに実際にあった出来事なのですか!?」と。
だいたい、「エクソシスト養成講座」なるものがあることが驚きです。私からするとエクソシストなんて職業を選ぶ人の気持ちが理解できません。やはり運命に導かれてその道を選択するのでしょうか…?
悪魔に憑依されてしまった人を目の前にするなど考えただけでゾッとします。
「悪魔」は本当に存在するのか。善があれば悪がある、つまり「神」が存在するならば悪魔はいるのでしょう。と、目に見えないものの存在を否定はしない私はそんな結論に達しました。世の中は不思議でいっぱいです。
それにしても後半のルーカス神父役のアンソニー・ホプキンズの演技といったら圧巻です。さすがの貫録でした。
ちなみに、原題は『THE RITE』。その意味は「儀式」だそうです。
余談ですがヨーロッパではエクソシストの需要が年々急増しているそうです。ということは悪魔に憑りつかれている人がそれだけ増えているということですか!と思いきや、悪魔祓いの依頼に来る人の半数以上は心の病により悪魔に憑りつかれてしまったと思い込んでしまっているだけなのだそうです。
しかし、実際に悪魔に憑依されてしまっている人がいるというのも事実らしいのです。こればかりは賛否両論あるとは思いますが、命がけでエクソシストになろうと厳しい修行を積んでいる人がいるというのもまた事実なわけです。
エクソシストは聖書と聖水で悪魔を祓うと言ってはいるものの、結局は“気合い”、肉体的にも精神的にもよほど強靭でないとつとまらないので10年、20年程度修行を積んでも到底なれるものじゃないのだそうです。
とにかく凄い世界です。そして改めて世の中は不思議がいっぱいと思わされるのでした。
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