青色LEDがノーベル賞受賞の理由は?海外の反応まとめ!
2014年10月7日、スウェーデン王立科学アカデミーにて、日本人3名がノーベル物理学賞を受賞しました。
その3名は、赤崎勇、天野浩、中村修二の3名です。
青色LEDのすごさと、それに関する海外の反応をお伝えしたいと思います!
高校のときは、科学の選択科目で、物理を取っていました。
理由は、兄が「物理は面白いぞ!」っと言われて、大して何も考えずに取りましたね。
実際の授業は面白く、なるほど!と思うこともたくさんありました^^
そんな物理の分野でノーベル賞を日本人が受賞したことは、日本国民として嬉しいですね!
では、青色LEDのすごさと海外の反応をお伝えしていきますねー^^
青色LEDのすごさは?
cnet.comより引用
わかりやすい図があったので、引用させていただきました。
左から、石油ランプ、電球、蛍光灯、LED照明です。
数値のlm/Wは、物理の言葉で、発光効率を意味します。
これをみると、白熱電球より蛍光灯のほうが、4倍ほど効率が良くなって、さらにその蛍光灯の4倍以上の発光効率ってのがわかりますね。
感覚として、LED照明すげーってのがわかりやすのではないでしょうか?
受賞の理由
「明るく、省エネルギーの白色光を可能にした効率的な青色LEDの開発」をしたからです。
白い光は、赤色、緑色、青色の3原色から成り立ちます。
赤色と緑色のLEDは発明されていたんですが、青色LEDは光の性質上、発明が難しいと考えられていました。
けれども、今回受賞した3人の人々は、不可能と考えず、実験をしていきました。
そして、1993年に、青色LEDの製品化に成功しました。
受賞者のうちの一人、赤崎教授は、周りの人に「20世紀の間に、青色LEDを開発するのは不可能だよ」と、よく言われていたそうです。
しかし、赤崎教授は、「私は全然そんな風には思いませんでした、私はただやりたいことをやっていただけですからね」と言っていました。
こういうこと言える科学者ってすごいカッコいいですよね!!
科学者の鑑って感じです!
海外の反応
ケンブリッジ大学の教授は、
「これは素晴らしい偉業であり、赤崎、天野、中村さんはとても偉大な受賞者だと思う。彼らの青色LEDの発明は、光、コストの効率化の発展に寄与した。
「そして何よりも、白光のエネルギーの効率化の礎を作ったよ。」とコメントしています。
英国物理教会の理事長は「エネルギー効率がいいLED照明は、世界的な二酸化炭素の排出を抑える一助になる」と話しました。
続けて、「世界の電気使用の20%は明かりを灯すために使われている。これがすべてLED照明に変われば、20%を4%まで減らすことが出来る。」と言いました。
「赤崎、天野、中川教授たちが、これを可能にした。青色LEDの研究は、日常生活に関わる最も偉大な規模の物理学の研究の一つだ。」とコメントしました。
また、BBCニュースによると、このLED照明は、世界の15億人以上が電子機器に触れさせるポテンシャルを持っているらしいです。
なぜなら、青色LEDが入った電子機器は、少しの安い電力で十分に機能するため。
価格がまだ少し高いですが、これから周りの照明が次々とLEDになっていくでしょうね。
世界的にも評価が高かったですね!
さすが、ノーベル賞受賞!!
まとめ
世界的に名誉あるノーベル賞に、日本人が受賞されたことは、本当に嬉しいことですね。
化石燃料の減少や、二酸化炭素の問題がある中で、エネルギー効率が格段にいいLED照明は偉大です!
日本でもエネルギー問題が騒がれていますし、日本国内の照明は、どんどんLEDになっていますもんね!
日本の物理学のレベルの高さに誇りを持ちつつ、また新たなノーベル学賞を日本人が受賞することを願っています!
今回はこの辺で!
ここまでお読みくださいまして、ありがとうございました!
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