『フライペーパー!史上最低の銀行強盗』
世界的に大ヒットを記録したコメディ「ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」を手がけた脚本家ジョン・ルーカスとスコット・ムーアが再びコンビを組んだクライム・コメディー映画『フライペーパー!史上最低の銀行強盗』を紹介します。こちらの作品は2組の強盗がたまたま同時に銀行を襲撃。その銀行内で繰り広げられる騒動を描いた作品です。主演は海外テレビドラマ「グレイズ・アナトミー」シリーズのパトリック・デンプシーと「ダブル・ジョパディー」のアシュレイ・ジャッド。
あらすじ
銀行の窓口係のケイトリン(アシュレイ・ジャッド)は、閉店間際にちょっと怪しげな男トリップ(パトリック・デンプシー)の対応をしていた。そこへ2組の強盗が同時に銀行を襲い、職員やそこに居合わせた客は人質となってしまう。トリップが2組の銀行強盗たちの間に入り、金庫とATMのお金を分け合うことになりそれぞれの仕事に取りかかるのだが…
「ハングオーバー」の脚本家が手がけたという点と、おバカコメディに出演するパトリック・デンプシー見たさで軽い気持ちで観賞してみました。銀行強盗モノってことだったので、ドタバタコメディーを期待していたのですが、実はこの作品、推理モノです。しかし、その期待外れが意外とよかったです。しかもあろうことにアシュレイ・ジャットが出演していることも知らずに観たので、冒頭でアシュレイが登場した瞬間「あら!」と上機嫌に。個人的にアシュレイさんが好きなもので(笑)。2011年の作品なので今から約5年ほど前ですが、若い時と変わらずお美しく、そして可愛い年のとり方をしているなぁ~という印象。ちなみにそのお美しさは現在も健在です。海外ドラマ「ツイン・ピークス」新作に出演が決定していますよね。脱線しましたがが映画の話に戻ります。
パトリック・デンプシー扮するちょっと変わり者のトリップが、この強盗事件の黒幕の謎解きをするという筋書きなのですが、とにかく本作の登場人物ときたら、強盗も職員も客も、何だかみんな怪しい。みなさんのキャラだけで十分ミステリー(笑)。
話が2転3転するこの物語のヒントはタイトルの「フライペーパー(=ハエ取り紙)」にあります。なぜ2組の銀行強盗が鉢合わせすることになったのか。それはハエ取り紙です(笑)。ちょっと意味不明ですが、このミステリーの真相を知りたいかたは是非本作を観てください(笑)。最後に“落ち”もちゃんとあります。個人的にはエンディングの落ちは好きではありませんが、ここも脚本家のひねりの部分なのかもしれません。
『フライペーパー!史上最低の銀行強盗』予告編
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