意外にイケます。映画『ブラック&ホワイト』
先日、『ブラック&ホワイト』という映画をたまま見たのですが、期待を裏切り意外におもしろかった(笑)ので紹介したいと思います。
映画『ブラック&ホワイト』はCIAの凄腕トップ・エージェントの2人が、1人の女性を巡りありえないバトルを繰り広げるアクション・ラブ・コメディ。監督は「チャーリーズ・エンジェル」のマックG、ヒロイン役は「キューティ・ブロンド」でおなじみのコメディエンヌ、リース・ウィザースプーン、CIAのイケメン最強コンビには、「スタートレック」のクリス・パインと「インセプション」で一気に知名度をあげたイギリス人俳優トム・ハーディが扮しています。
あらすじ
CIAエージェントのFDR(クリス・パイン)とタック(トム・ハーディ)は、極秘任務で闇商人を追うも取り逃がしてしまい、謹慎処分になってしまう。暇を持て余したタックは恋人紹介サイトでローレン(リース・ウィザースプーン)と知り合う。一方FDRはレンタルビデオ店で女性をナンパ。しかしその女性というのが、なんとローレンだった。同じ女性に熱をあげていると知った2人は、CIAの立場をも利用してローレン争奪戦を繰り広げていくのだが…
男女の三角関係を描いている作品ですが、どろどろしたところが全くなく、愉快・爽快・軽快。リース・ウィザースプーン扮する男運のない30代半ばオンナがイケメン2人に出会い、タイプの違う両者どちらも選べなくて2股をかけるも、何とその2人がCIAの最強コンビ。同じ女性とつきあっていると知った2人は相棒から恋敵に一転。これが現実だったら、女を問いつめ、修羅場を見ること間違いナシのはずなのに、凄腕CIAエージェントの2人は二股をかけている張本人の知らぬところで、あの手この手を駆使し、争奪戦を繰り広げるわけです。どちらを選ぶか男同士で勝負をはじめてしまうのですよ。正々堂々(?)とはいきませんが(笑)。作品のキャッチフレーズに“職権乱用”とありますが、ホント乱用もいいところです。
冷静に見ると、型破りな手段でお互いのデートをつぶしにかかったり、無理に相手好みの自分をつくろってみたりと、なりふり構わず必死になっているところが子どもみたいで、一見情けなくも思える行動が、なぜかカッコイイ。これは役者の力量なのでしょうか。ストーリーもありがちなパターンで、最終的には男の友情を取りそれぞれが別の道を行く…みたいな結末かと思いきや、みなさん結局ハッピーに。ちょっと無理やりっぽくもあるのですが、最初から最後までテンポにのって気分爽快なまま終わりを迎えます。また、男2人が取合う相手の女性が、絶世の美女というわけではなく、どこか庶民的で、親しみやすくキュートな女優リース・ウィザースプーンというところも◎。普通な感じの女性をムキになって奪い合っているのがまた笑えます。
なんだか気分がもやもやしているーという時に鑑賞すればスッキリすること間違いなしの作品です。
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