胃痛は誰に対して起こりうる、身近な生理現象の一つです。

　プレゼンの発表前や、何か重いプレッシャーなどを感じて、そのサインとして胃がＳＯＳを出しているのかもしれません。

　もちろん、精神的なもの以外でも、不摂生や体調不良などもあるでしょう。

　今回は、状況別に、胃痛に優しいとされる食材や飲み物を調べてみました！

　先ほども軽く触れましたが、一口に胃に優しいもの、と言っても痛みの原因によってその対処法は変わるはずです。

　それぞれのパターンで、どのような食事がベターとされるかご紹介していきます！

　簡易的な直し方や、原因についても触れている記事もありますので、そちらを読んでいただくとスムーズに理解していただけるかもしれません。

　胃痛はストレスから？様々な治し方のアプローチをご紹介！

　ピロリ菌が原因だった場合は、摂取するモノでどうこうなる話ではないと思いますが、その他の場合、食べ物などから改善するアプローチ方法があるはずです。

　では、早速行きましょう。

　※いずれにしろ、食べ過ぎは胃酸過多の原因となりますので止めましょう！

　ストレス性胃痛の場合

　この場合、ストレスから胃の中の酸が過剰に出てしまっている可能性が高いです。

　その働きを抑えるための食品は、ビタミンＡを多く含んでいる食材。

　ビタミンＡは、胃粘膜を保護する物質を作り出すのに必要不可欠な成分であり、これが不足してしまうと、胃に痛みを覚えやすくなってしまいます。

　ビタミンＡを多く含む食材は、レバー、ウナギ、ニンジン、しそなどです。

　しかし、レバーなどは生ものなので、胃痛のときに食べる気にはなかなかならないと思います(^^;

　胃の働きが弱っているときに、生ものにあたったら大変ですし。

　なので、ニンジンやしそを食べるようにするといいでしょう。

　胃痛になる前に、ビタミンＡを意識した食事をしてみてはいかかでしょうか。

　そして、キャベツ！

　胃薬にもなっているキャベジン、の名前の由来ですね。

　キャベツに含まれる成分は、Ｓ‐メチルメラトニンといい、胃粘膜の代謝を良くし、過剰な胃酸の分泌を抑えてくれます。

　即効性があるわけではないですが、1日のどこかのメニューにキャベツは取り入れてみてはどうでしょうか。

　胃が冷えている場合

　ストレートに外部から温めるのも手ですが、体内からぽかぽかとなる食品もいいでしょう。

　しかし、体が温まるショウガや辛い物もいいのですが、なにぶん刺激が強いのも、これらの食材の特徴の一つ。

　体に不調があるときは刺激物である辛い物は避け、ショウガも生で食べずに細かくするなどして摂取するようにしましょう。

　何か温かい飲み物やスープを飲むのも効果的です。

　胃もたれの場合

　胃もたれは、消化不良や食べ過ぎ、脂質の多い食べ物を多量に摂取したときに起こります。

　お茶漬けなどの消化によい炭水化物、納豆やオクラなどの粘性のある食べ物がおススメ。

　ネバネバの正体はムチンと言う物質であり、胃粘膜の保護につながります。

　また、食べるのが早い人、噛まずに飲み込む傾向がある人ほど、胃もたれになりやすいです。

　歯でしっかりと噛み食べ物を細分化して胃にいれるべきなのに、大きい塊のまま胃に入れると、胃の負担が大きくなってしまいます。

　口の中で食べ物を細かく砕くと、少ない胃酸が消化しやすくなるのが理想ですね。

　あと、腹八文目と言う言葉がある通り、食べ過ぎに日ごろから気をつけましょう。

　また、梅干しも効果があります！

　梅干しには整腸作用があり、あの酸っぱさは有機酸なので、胃の消化を助けます。

　しかし、想像できると思いますが、あれだけ酸っぱいので取り過ぎは厳禁。

　1日1粒でも、胃だけでなく内臓すべてにいい影響を出すのではないでしょうか。

　梅に関する記事で、梅干しは風邪に効く？気になる効能やそのメカニズムは？

　よろしかったら、ご覧下さいm(__)m

　まとめ

　特別に、この食材はすごい健康的！と言うものは特になかったと思います。

　胃の健康だけでなく、体全体の健康を考えることが大切なのでしょう。

　胃だけにとらわれず、普段の食生活に意識すれば、肝臓や腸も健康になるはずです。

　難しいかもしれませんが、普段からの準備が大切だと思いました！

　※今回紹介した事例は、一般的なものであり、個人により胃酸の放出を過剰に促してしまう場合があります！

　体に異変を感じた場合は、速やかにお医者さんにかかるべきですm(__)m